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ぬばたま - シャドードラゴン グレード〈2〉 ノーマルユニット (インターセプト) パワー 9000 / シールド 5000 / クリティカル 1 永【V】:あなたのソウルに「忍竜 ボイドファントム」があるなら、このユニットのパワー+1000。 自【V】:[CB1] このユニットのアタックがヒットした時、あなたの手札が相手の手札より少ないなら、コストを払ってよい。払ったら、相手は自分の手札から1枚選び、捨てる。 フレーバー: 忍竜 ボイドファントム ぬばたま - シャドードラゴン グレード〈1〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 6000 / シールド 5000 / クリティカル 1 永【V】:あなたのソウルに「忍竜 ボイドシャドー」があるなら、このユニットのパワー+2000。 自:[あなたの手札からグレード3の《ぬばたま》を1枚選び、捨てる] このユニットがRに登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から「忍竜 ボイドマスター」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 フレーバー: 忍竜 ボイドシャドー ぬばたま - シャドードラゴン グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 5000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:「忍竜 ボイドファントム」がこのユニットにライドした時、あなたの山札から「忍竜 ボイドアサシン」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 永【ソウル】:あなたのVに「忍竜 ボイドマスター」がいて、あなたのソウルに「忍竜 ボイドシャドー」「忍竜 ボイドファントム」「「忍竜 ボイドアサシン」があるなら、あなたのヴァンガードのパワー+2000。 フレーバー: 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 面白いと思う 2 (67%) 2 使ってみたいと思う 1 (33%) 3 弱いと思う 0 (0%) 4 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント
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《カップリング》ビゾン・ジェラフィル&アサシン ◆MQZCGutBfo 「ヒナ! 大丈夫か! もう一度カップリングするぞ!!」 「やめてビゾン!!」 「奴らが来る! 急ぐんだ!」 俺の乗るヴァリアンサー「ネルガル」とヒナの乗る「カルラ」。 俺達のカップリングがあれば無敵だ。誰も俺達を止めることなど出来はしない。 ―――だが奴らが。いや、奴が! ワタセ・アオバが来る! 俺とヒナの全てを壊すアイツが!! 「コネクティブ・ヒナ!!」 「きゃあああああああ!!だめえぇぇぇぇぇ!!!」 「応えろヒナ!! ヒナァァァァァァァ!! ウォォォォォォ!! ヒナァァァコネクティブ・ヒナァァァァァ!!!!」 ヤツが! ヤツが来たのだ! なぜアクセプトしない! するとヒナの乗る「カルラ」が。いや。ヒナが! 光を纏い、俺を弾き飛ばしたのだ!! 俺を! この俺を拒絶したというのか!! 何故だ、何故だナゼだナゼダ!!!! 「ヴガアァァァァァ!! なぜだヒナ!! ナゼナンダアアアアアァアァァァ!!!」 ◇ ―――大破した機体から放り出され、時空の渦に単独で巻き込まれた俺は。 気が付けば70年前に飛ばされていた。 元の時代に戻る方法など、当然ない。 だが、逆に考えればこれはチャンスだ。 俺は歴史を知っている。 アオバとヒナが『俺を飛ばした』タイミングに、胸を撫で下ろした瞬間に。 復讐することができるのだ。 そのために力が。富が。権力がいる。 西暦2014年に中央アジアでエネルギー鉱石「ネクトオリビウム」が発見されたのは有名な話だ。 そこの利権さえ抑えれば、その後の金は無限に湧いてくるようなものだ。 だが、今の俺は単身だ。 元手にする金すらない。 ヴァリアンサーでもあれば売って金に出来たんだろうが、 あるのはこのパイロットスーツと、バイザーが割れたヘルメットだけだ。 このヘルメットは、俺が復讐を忘れぬための象徴だが、金にはならない。 だからこそ、俺は辿り着いた小さな教会で、神とやらに祈った。 力を得るための力を。 富を得るための富を。 全てはワタセ・アオバとヒナの二人に復讐するために。 熱心に祈っていたら、黒い祭服を着た長身の神父に声を掛けられた。 『汝に安らぎと、智慧を』 という言葉と共に、渡された。銀の鍵だ。 神父は優雅な仕草で片手を振り、示す。 その先には、扉。 いいだろう。 安らぎなどはいらんが智慧はいる。 ゾギリアを掌握するための、復讐を行うための智慧がな。 俺は迷い無く鍵を開け、扉を開いた。 ◆ ―――アーカムシティ、《イーストタウン》の屋敷の一室。 ビゾン・ジェラフィルはレザーチェアに座り、苛立たしげに机を指で叩いていた。 「―――マスター」 部屋の天井からすり抜けて、黒い翼をもったサーヴァントが降り立つ。 全身黒で染められ、二本角を持った鬼人。 その鬼人が、紫がかった赤い髪、黒いロングコートを羽織った長身の人間の姿に変わる。 「遅い!! どこで道草を食っていたアサシン!!」 机を右の拳で大きく叩き、苛立ちを現すビゾン。 その拳に三画あるはずの令呪が、既に一画になっていた。 『俺を絶対に裏切るな!』 『魂喰いを拒むな!』 それが、令呪で執行された命令だった。 「……」 「なんだその目は!! 簡単な命令すらこなせないのかお前は!」 机のペン立てをアサシンに投げつける。 冷たい目でビゾンを見下ろしていたアサシンは避けもせず、ただ受ける。 神秘の伴っていないペン立ては、そのままアサシンに当たり、赤い高級カーペットの上に弾んで落ちる。 「チッ! ちゃんと魂食いをしてきたんだろうな」 「ああ」 ビゾンはアサシンを凝視する。 確かに魔力量は増えているように見えた。 「フン、ならいい。次の指示があるまで霊体化していろ」 「……分かった」 アサシンは目を瞑り、黒いロングコートを翻して虚空に消えていく。 ◆ マスターの命令の元、魂食いを行ってきた。 犯罪者を見つけ、その人間の魂を喰らったため、遅くなったのだ。 何度かマスターと意志疎通を図ろうとしたが、無意味だった。 あのビゾンと言う男は、既に狂っている。 復讐という名の、毒によって。 ―――俺も、あんな目をしていたのだろうか。 屋敷の屋上から、夜の街を眺める。 研美悠士に復讐するため、多くの人間を巻き込み、死に追いやってきた。 研美研究所に勤める人間全てが、悪だったわけではない。 だがあの頃は、復讐の心を叩き付けるが如く、破壊を行っていた。 その因果が巡ってきた、ということなのだろう。 自死もわざと敗死することも、裏切りになってしまうため実行できないだろう。 せめてあの男の。 復讐のために生きる男の結末を、ただ見守るしかない。 アサシン―――輝島ナイトは、溜息を吐くでもなく、ただ無言で夜空の月を眺めた。 【マスター】 ビゾン・ジェラフィル@バディ・コンプレックス 【マスターとしての願い】 渡瀬青葉とヒナに復讐するため、莫大な富を手に入れる 【weapon】 バイザーの割れたヘルメット 【能力・技能】 『パイロット』 ヴァリアンサーの操縦技術。 ゾギリア軍のエース、アルフリード・ガラントに見込まれる程の腕前。 「ネビロス」及び「ネルガル」に搭乗。後に90歳近くの身で専用機「カルキノス」を乗りこなす等、パイロットとしては優秀。 『カップラー適性』 2人のヴァリアンサー搭乗者の感覚を脳だけでなく全てを共有させ、 互いの戦闘能力を劇的に向上させる『カップリングシステム』の適合者。 カップリングシステムの人体調整を受け、低いながらもカップラー適性を取得している。 『精神汚染』 復讐心及び人体調整による影響。Dランク相当。 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を低確率でシャットアウトする。 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。 【人物背景】 大ゾギリア共和国のパイロット。20歳。 名門出身で、アルフリードの信頼も厚く、一部隊の指揮を任せられる程優秀。 その反面、攻撃的でプライドの高い面を持ち合わせている。 ヒナ・リャザンとは幼少時代に家が隣同士だった幼馴染で、現在では恋愛感情を寄せているがそれは同時に強い執着心にもなっている。 調整を受けて無理矢理カップリングシステムへの適性を得る。 ヒナへの依存と渡瀬青葉への殺意から、情緒不安定で言動が攻撃的になった。 アラスカ基地攻防戦において、特異点に吸い込まれ、一人70年前へと飛ばされてしまった。 【方針】 聖杯戦争に勝利し、復讐のための準備資金を手に入れる。 【クラス】 アサシン 【真名】 輝島ナイト@セイクリッドセブン 【パラメーター】 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具C ※数値は変身後 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 仕切り直し:B 戦闘から離脱する能力。 B相当の“追撃”スキルを持たない限り、相手はほぼ確実に撤退を許してしまう。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 召喚:C 巨大なムカデ型悪石を召喚する。 ムカデの攻撃方法はその巨体による物理的な突貫のみ。コンクリートのビルを倒壊させる程度の威力。 神秘力の無い物理攻撃で撃破可能。 物質変化:(A) 物質を変化させる能力。手で触れた物質(生物外)を自在に変形させることができる。 また、自身を霊体化させないまま、自身と手に持った物(生物含む)を透過させることも可能。 ※変身後のみのスキル 飛翔:(B) 飛行能力。飛行中の判定における敏捷値はこのスキルのランクを参照する。 ※変身後のみのスキル 【宝具】 『復讐果たす黒月の翼(セイクリッドナイト)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 地球に飛来した特殊な力を持った7種類の石「セイクリッドセブン」。 そのうちの一つの力を使い、輝島ナイトをセイクリッド・テイカーへと変身させる。 変身することでパラメーターのアップと、『物質変化』『飛翔』のスキルを得ることができる。 『自由守る銀月の翼(セイクリッドナイト・リベレイター)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アサシンとして現界した為、使用不可。 【weapon】 なし 【人物背景】 セイクリッドテイカーの1人。 幼い頃両親に売られ、研美悠士の研究所で実験体の1人として扱われていた。 実験の途中で、研美がセイクリッドの力を悪用していることを知り、同研究所で親しくなったラウ・フェイゾォイと共に脱走した。 以後、物質を変形させる能力を持つ「セイクリッドナイト」へ変身しては研美の命を狙っていた。 【サーヴァントとしての願い】 復讐を望んだ者の末路を見届ける 【基本戦術、方針、運用法】 ビゾンは既に精神汚染スキルを所持しており、輝島ナイトとの友好的協調は諦めた方が良い。 むしろ精神汚染を逆手に取り、一時的狂気を踏み越え、汚染などいくらでも進行しろという気構えで勝利をもぎ取ろう。 攻撃に関しては真正面で戦う能力はあるが、決定力も畏怖力もそれほどないため、 アサシンらしくマスター狙いが本道になるだろうか。 気配遮断、仕切り直し、そして物質変化(透過)により、撤退に関しては全く問題なく行える。 乱戦になったらムカデ召喚で場を乱し、掻き回しつつさっさと逃げよう。 ビゾンは90歳まで耐えに耐え、組織掌握した謀略力と忍耐力はあるはずなので、強かに狡猾に作戦を練ろう。
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アサシンマスター 効果キャラクター HP2 AP3 DP2 維持コストN1 種族 戦士 召喚時にセメタリーの「アサシンマスター」の数+1つ種族を宣言する。 その種族に対して、1ターンに1度1ダメージを与えて良い。 出典 オリジナル 自分セメタリー状況によって効果量が変化していく効果キャラクターカード。 効果の仕様上、デッキに三枚積むのが良い。 相手が特定の種族に拘るテーマデッキならば毎ターンダメージを与えられる強力カードと化す。 1枚目だと宣言できる種族は1つだけなので、相手がテーマデッキでも無いならば三大種族を宣言するのが良さげ。 ステータス自体もアタッカーとしての最低水準を満たしているので普通に戦闘に参加させても扱いやすい。 なお、実戦で使用する場合には、宣言した種族を忘れないようにメモなどを活用すると良いだろう。 「その種族は宣言してなかっただろ!」と揉める事態にならないように注意すること。
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BOT全盛期に起きた事件。 BOTを闇ポタで飛ばして対処するという方法が行われていた。 そんな中アサシンギルドが闇ポタ先の候補として挙げられる。 転送地点で強制的にセーブされる事。 脱出方法がBOTでは事実上不可能な方法であった事。 この2点から、BOTをアサシンギルドに飛ばすプレイヤーが発生した。 そしてある日… アサシンギルドにゲームマスターが登場。 BOTを闇ポタしていたプレイヤーに対して、排除勧告を行った。 結果、闇ポタしていたプレイヤーはBANされ、BOTは開放された。 これを機にガンホーの運営に対しての抗議活動が加速する事になる。 ただし、闇ポタを行ったプレイヤーへのBANは仕方ないとする意見もある。 理由は以下の通り。 闇ポタが公式のプレイマナーにも挙げられる違反行為である事。 アサシンギルドに入る為にバグ利用を行っていた事。 どちらにしても、BOTを開放したのは許されなかった様子。
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198X年9月13日金曜日午前3時、東京都新宿区『だけ』を襲撃した直下型大地震、通称 魔震(デビルクエイク) 。新宿区だけを狙い、隣接区には一切の微震すら感知させなかった未曾有の大災害。 しかしそれはかつての出来事だ。新宿は既に復興を遂げ、今では他所と変わらない平和な社会が形成されている。 そう、復興。ばら撒かれた瓦礫もなく、倒壊したビルもない。民間遺伝子工学研究所のコンピュータが暴走して生み出された怪生物も、数多に及ぶ妖物も、魔術師や凶悪犯罪者や超能力者の流入も、そんなものは最初から存在しない。 今やこの街は平穏そのものだ。表立った凶悪犯罪が日常的に起こるわけでもなく、塵屑のように人が死んでいくような地獄でもない。どこにでもあるような、それなりに発展した一都市。 傍目から見れば他の都市との区別など、それこそ名前くらいでしか見分けがつかないだろう。 それ故に。 「死ねッ! 死ねよてめえ! ふざけやがって糞がッ!」 こうした暗部もまた、他所と同じように新宿も保有していた。 まともな人間ならまず立ち入らないような入り組んだ路地裏。そこで行われているのは3人の男が1人の男を囲んでひたすらに殴り蹴る……有体に言ってしまえば集団リンチだ。 甘んじて暴力を受けている男は、既に顔面はおろか露出した肌のほとんどが出血や内出血で変色し、肌色などほとんど見えていない。手を振り回す力も残っていないのか、時折ぴくりと痙攣するだけで抵抗らしい抵抗はしていなかった。 相手の生死など歯牙にもかけない手加減抜きの暴力。このような有り様になって尚、3人の男―――男というよりは少年と言ったほうが正しいか―――は殴る手を休めない。それは殺すことを容認しているというよりも、そもそも相手が死ぬ可能性があることを最初から考えていないと言ったほうがいいだろう。 端的に言ってあらゆる想像力が欠如している。そんな子供じみた幼稚さが垣間見える集団だった。 暗部、と言っても精々がこのように調子に乗った餓鬼の遊びの延長のようなものであったが。それでも人の心の闇が引き起こす結果の一つであることは事実だ。現にその幼稚さに晒されている哀れな男―――こちらもまた少年だ―――は瀕死の憂き目に遭っている。 不快な水音の混じった殴打の乱舞はいつまでも終わらない。それは不運な少年の命が尽きるまで延々と続けられるかと思われたが…… 「……おい、そのへんにしとけよ」 不意にかけられる声があった。それは路地の向こうから聞こえてきて、3人の少年は顔を向けると同時に殴打の手を止めた。 声の出所にいたのはこれまた少年の姿だった。冬でもないのに厚手のコートを纏い、帽子を深く被った長身痩躯の少年。厳つい外見とは裏腹の静かな口調で、およそ生気というものが希薄な印象を受ける声をかける。 「そいつ、もう動けねえだろ。何があったか知らんがケリはついてるはずだ。別に殺したいわけじゃねえんだろ? だったらこの辺が止め時だぜ」 ポケットに手を突っ込んだ姿勢でこちらを見据える少年の目はどう見ても単なる野次馬のそれではないが、しかし血と暴力で興奮しきった3人はそんなことに露と気付かない。 胡乱気に振り向く顔面には嘲りの感情がありありと浮かび、その口元は醜悪に歪んでいた。 「あァ? なんだてめえ、ちっと来るとこ間違ってんのと違う?」 「お前みたいなのが来ると白けんだろ。帰れよコート野郎」 げらげら、げらげら。3人は馬鹿にしたような大笑いで、しかしその目は全く笑っていない。突然の闖入者に驚きこそすれど内心は怒りと鬱陶しさしか感じておらず、それ故の憂さ晴らし。 根拠もなく相手を自分より格下と蔑み、その虚偽を以て安心感を得ようとする。不思慮な人間の典型的な行動であったが、そこに単純な数の暴力が加われば根拠なき自負の地盤は加速度的に強化される。 「……メンドくせぇ」 血気に逸る3人とは対照的に、コートの少年はどこまでも億劫そうな態度を崩さない。その顔は言葉通り面倒だなという感情に溢れ、眼前の集団に恐怖も危機も感じてはいなかった。 3人にはそれが余裕と侮りに見え、そして当然の帰結として激昂するに至る。 「なにチョーシくれてんだ、あァ? 明日の朝刊載ったぞテメェ!」 半ば裏返った甲高い奇声を発し、3人のうちの1人が大振りなモーションで殴りかかる。俗に言うテレフォンパンチは明らかに素人の所業で、あまりにも隙だらけだったものだから。 「―――ゲボエァ!?」 その鼻面に思い切り頭突きをくれてやった。 いっそコントかと思うほどに間抜けな悲鳴を上げた少年は、これまた滑稽なまでに大袈裟に吹っ飛んでいく。 カウンターを喰らった少年が壁に衝突するのを見届けた後ろの二人からは、早いことにもう隠し切れないほどの怯えが滲み出ていた。先ほどまでの空虚な自信はどこへやら、既に戦意が消失していることが手に取るようにわかる。 そんな程度なら最初からいきがるなよ、などと内心溜息を吐きつつ、コートの少年は顎で路地の向こうを指す。 「おら、もう行けよ。これでこの場はチャラにしてやる」 言葉が終わるよりも早く、3人は酷く慌てた様子で走り去っていった。残されたのはコートの少年と、倒れた誰かのみ。 「……」 コートの少年は嘆息すると、おもむろにポケットから何かを取り出す。それは小さな玉のようなものだった。用途不明のそれを血塗れで倒れた少年に宛がうと、途端に眩しいまでの光が溢れ、少年を包み込んだ。 そこから起きた出来事は常識の範疇を完全に逸脱していたと言っても過言ではないだろう。内出血で青紫色に腫れ上がった皮膚は徐々に元の肌色を取り戻し、折れた骨は繋がり、出血していた傷もみるみる塞がっていく。 それはまるで時間を巻き戻すかのように。あらゆる欠損を修復し、瀕死の体だった少年を死の淵から救い出す。 ぱちり、と少年の目が開いた。周囲を見渡す視線は困惑に満ちていて、何が起こったのかまるで理解していない風だった。 「おい」 「ひィッ!?」 かけられた声にびくりと反応し、弾かれたように飛び退る。こちらを見つめる少年の顔は、恐怖に固まっていた。 そのまま少年はよく分からない叫び声を上げながら路地の闇へと消えて行った。まともに会話をすることもなく、自分に何があったのかを理解することもなく。 そうして、今度こそコートの少年は独りになった。 「なんや、随分薄情な奴やなぁ」 男の声だ。しかしコートの少年のものではない。不格好な関西弁めいた喋り口調はどうにも気が抜けそうで、けれど錬鉄を極めた鋼のような印象も受ける。 コートの少年―――荒垣真次郎は、はぁ、と再度嘆息し、姿の見えない声に応える。 「構いはしねえよ。あんだけやられた後なんだ、まともに考えることなんざできねえだろ」 「ま、そりゃそうやねんけど……それでもな」 「いちいち気にすることじゃねえ。こんなんいつものことだ」 ぶっきらぼうに言い捨てると、どこかの建物の裏口階段にどっかりと腰を据える。その隣にはいつの間にか別の人影が存在していた。 白い少年だった。髪も肌も服装も、全てが白一色で染まっている。丸い小さなサングラスをかけたその姿は、洋画に出てくるマフィアのようにも見えた。 どう考えても白人にしか見えないが、驚くべきことにあの関西弁を話していたのはこの少年だ。正直初見の際はあの禿げ上がった情報屋を思い出して気分が悪くなったが、あいつのような嫌味や空虚さがない分今ではむしろ好感さえ覚えるほどだった。 本人はモスクワ訛りの英語だと主張していたが……まあどうでもいいことだ。 「で、お前一体何がしたかったんや。 いきなり孤児院抜け出して、こんなけったいな場所まで来て、喧嘩したかと思いきや慈善事業の真似事かいな。意味ワカランでほんま」 「別に……決まった目的があったわけじゃねえ」 ただ、あそこには色々と割り切れないものが多かったというだけのこと。 何の因果かこの新宿に足を踏み入れ、誰かに用意された日常を過ごして。そして記憶を取り戻した瞬間、耐えきれずに逃げ出してしまった。 荒垣に用意された日常は孤児院での日々だった。親を亡くしてずっと孤児院で過ごしてきたという設定。周りには懐かしい顔ぶれが集っていて、どうにも自分には似つかわしくない暖かな陽だまりがあって。 中には、かつて取りこぼしてしまった姿もあった。 「ふーん。ま、大方予想はつくけどな。あん中に願いや未練の元でもあったんか」 「願いなんて大層なもん、俺は持っちゃいねえよ」 己の人生を振り返ってみて、未練と呼べるものがあるとすればなんだろうか。 美紀……アキの妹が死んでしまった火災を無くすことか? それとも自分のペルソナが暴走してしまったせいで死んでしまった天田の母親の蘇生か? どこかで間違ってしまった全ての選択肢をもう一度やり直すことか? それとも、それとも、それとも。取りとめのない思考は湯水のように湧いてくる、しかし聖杯に願うかと言われれば違うとしか言いようがない。 人の死を無くして、過去を思うように変えて、それでどうなる? 今さら自分が犯してしまった罪が消えるのか。それは否だ。むしろそんな願いは罪から目を背けた逃げでしかないと、そう思う。 今まで散々罪から逃げ回ってきたからこそ、最後の一線だけは踏み越えたくない。これを越えてしまえば、今度こそ自分は偽善者以下の何かになってしまいそうだ。 唯一の未練と呼べるのは天田のことだが……なに、あいつの傍にはアキもいる。不足にもほどがあるが、自分の残せるものは全部残してきたと思いたい。 ならば己の人生に悔いはない。あとは罪人らしく地獄にでも落ちるのが筋というものだろう。 けれど、しかし。 「だが、わざわざ俺をこんな場所に連れてきやがったのは気に食わねえ。聖杯だの殺しだのはやりたい奴らだけでやってりゃいい、けどな」 今にも死んでいく人間を連れてきて、さあ命を助けてやったのだから殺して回れなどと、そんなことを強制するのなら。 そしてそんな糞のような所業を、己のような罪人以外にも課しているのだとすれば。 「死人を選んでマスターに仕立て上げやがった連中は放っておけねえ。きちんとぶっ潰して、二度と舐めた真似できねえようにしてやる。 ……そんであとは元の通りさ。俺はあのまま死んでいくし、それでいい」 口調はあくまで淡々と。しかし内には激情を秘め、その意志は何者にも曲げられない確かな強固さを持ち合わせている。 「で、そういうアンタはどうなんだ。まだ半信半疑じゃあるが、『知識』によればサーヴァントってのは聖杯にかける願いがあるから呼び出されるんだろう?」 と、逆に問われた白髪の少年は面食らったような顔になった。 「おれの願い、か」 願い。問い返されると、これほど困った質問はないだろう。 別に願いがないわけではない。生前の自分はそのために戦ってきた。それはシティを守りたいという個人の我がままで、言ってしまえば自分が勝手にしてきたことに過ぎない。 もちろんそれで救われた人間はそれなりの数に上るし、相応に感謝もされてはきた。ならば願うべきは彼らの平穏と幸福だろうが、さて過程として何をどうすればそれに繋がるのか皆目見当がつかない。具体的なヴィジョンもなしに漠然と願えば、どんなプロセスを経て結果を出されるか分かったものではないのだ。極端な話、一歩間違えれば世界そのものが滅亡する可能性だってある。 ならば単純に全ての元凶となった大気制御衛星の暴走事故を無くすことを願ったとしても、事態はどうにもならないだろう。そもそもあの事故がなければ人類はおろか地球そのものが滅びていたという事実がある以上、改変すべきはひとつの事象では到底足りるものではない。 だから。 「……お前がいた孤児院のちびっ子ども、ほんまええ子ばっかやったな」 「あ?」 突然の台詞に面食らうも、白髪の少年の顔は冗談を言っているふうには見えない。 そのままつらつらと、少年は言葉を続ける。 「これは受け売りなんやけどな。世界は変えるもんやなくて、変わっていくものらしいで」 「……へえ、いい言葉じゃねえか」 「せやろ? だからまあ、おれもそれに乗っかってみようか思ってな」 考える。そう、例えば、仮に全ての問題が解決して最初からあらゆる悲劇がなかったとすればどうなるか。 大気制御衛星の暴走とそれに伴う第三次世界大戦。死者の数は190億以上にも及び、それを丸ごと無かったことにすればバタフライエフェクトが云々どころの話ではないだろう。 端的に言ってしまえば、自分が見知った人々が生まれてくることもなくなるはずだ。WBFの姉や弟、その彼女。赤毛の兄ちゃんにちびっ子1号と2号。先天性魔法士の多くはそもそも生まれる機会を失くし、自分が通い詰めた孤児院の子供たちだって例外ではない。 如何なる変革を遂げようとも、そこには必ず犠牲や痛みがついて回る。だからこそ、その変化は部外者に強要されたものではなく当人たちが自ら選択しなければならない。 全ての悲劇がないifの世界は、確かに誰かが不当に犠牲になることなく、大勢の人々が平和に暮らしていける理想郷だろう。そのこと自体に否やはなく、傍から見ればどちらがより良い世界かなんてそんなことは決まりきっている。 だがそこに子供たちの居場所はない。あの灰色雲の下で懸命に生きた人々は、存在することも許されない。何故なら悲劇は否定され、その果てに生まれてくるはずだった者たちは生まれることすらできないのだから。 過去を変えるとはそういうこと。それは枝分かれした未来に生きる人々の人生そのものを否定することだ。自分が守ってきた全員の否定に他ならない。 正直なところ、自分には世界がどうとかいう話は難しすぎてどうにもついていけない。自分にできるのは個人で誰かと仲良くなったり仲たがいする程度で、一人で世界を変えるなどと途方もない話だったから。 「だからな。柄やないけど、お前の考えに乗ったるわ。正直おれのいた世界は面倒なことばっかで、それこそ聖杯でも使わんとどうにもならへん。だから手に入ったならおれのいた世界の人に託したいとは思うけど、それはそれとしてこんな茶番を仕組んだ胡散臭い連中は放っておけへん。 黒幕はぶっ潰す、ついでに二度とこんなことできなくしたる。馬鹿なおれらにできるのは精々そんなもんやろ」 ちっぽけな自分には、与えられた環境の中で最善を尽くすことしかできない。大局の全てを見通せる真理眼など、到底持ち合わせてはいないのだから。 仮に自分が聖杯を手にしたとして、裏に潜む何者かはこれで事を終わりにはしないだろう。きっと第二第三の聖杯戦争が開かれ、その都度聖杯を手にする者が現れるはずだ。 そいつが世界を滅ぼす選択をしないと、一体誰が言えるだろう。 そりゃ自分とて聖杯は喉から手が出るほど欲しい。それさえあれば諸々の事情を無視して世界を救うこともできるかもしれないのだ。だが、その権利は自分には存在しないだろう。 だから自分はこの道を選択する。後に聖杯を得る者による世界の破滅の可能性を根絶する。頭の悪い自分には、こんなことしか思いつかなくて。 ここに召喚されたのが自分ではなくアニルや賢人会議の参謀だったらどれほど良かったかなどと馬鹿なことを考えながら。 「……随分と酔狂な英雄もいたもんだな。正直ぶっ殺されてもおかしくないと腹括ってたんだが」 「そりゃお互い様やろ。おれかてこんな珍種みたいなマスターがいるとは思っとらんかったわ」 人を食ったような笑みで軽口を叩き合う。全く、似た者同士とは思いもよらなかったことで、縁召喚というのはどうにも食わせ物らしい。 「まあいいさ。俺は裏にいる奴らを潰すだけだ。聖杯なんざ興味はねえし、そこは好きにしたらいい」 再びぶっきらぼうな態度に戻る荒垣に、白髪の少年は「おお、そうや」と手を叩いて。 「ここでこうしててもしゃーないし、ひとまずは戻ろか。で、最初にやるべきはみんなに『ごめんなさい』言うことやな」 「……勘弁してくれ」 本気でしんどそうに俯く荒垣に、白髪の少年はケラケラと笑いながら肩を叩く。 (……そうやな。おれにできることなんかこんなもんや) 自分にできることは誰かと縁を結ぶことくらい。世界をどうこうするとか、そんなのは専門外。変わりゆく世界に為す術なく漂うしかできない自分は、かつて思い描いた理想の自分ではないけれど。 ―――なあ。おれ、かっこよく生きてるか? 記憶領域に浮かぶ一人の少女の姿。遠い日に自分を庇い命を落とした彼女の笑顔が頭によぎる。 ちっぽけな自分は理想の姿となることはできず、成せることなどたかが知れているけれど。 それでも、あの日の彼女に恥じない自分でありたいと、そう思ったのだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 イリュージョンNo.17(イル)@ウィザーズ・ブレイン 【ステータス】 筋力B+ 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具EX 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【保有スキル】 I-ブレイン:A 脳に埋め込まれた生体量子コンピュータ。演算により物理法則をも捻じ曲げる力を持つ。 100万ピット量子CPUの数千倍~数万倍近い演算速度を持ちナノ単位での精密思考が可能。極めて高ランクの高速思考・分割思考に匹敵し、自動発動の戦闘予測演算により同ランクの直感を内包する。 心眼(真):A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。 逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 無窮の武練:A ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 勇猛:B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 戦闘続行:A 往生際が悪い。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 【宝具】 『幻影・シュレディンガーの猫は箱の中』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 量子力学的制御、物質の存在確率の改変。 自身、及び自身に接触している物質を構成する原子・分子・魔力の存在確率を改変し、それを限りなく0に近づけることでいわゆる透過状態になる。そもそもこの世に存在しなくなるという絶対無敵の防御。 およそ考え得るあらゆる攻撃と防御をすり抜け、肉眼での目視以外のあらゆる探知手段に引っかからない。物質の座標期待値の改変による短距離の空間転移も可能。 攻撃時は相手の体表を透過し内部を直接攻撃できるため耐久を無視したダメージを与えることが可能。かつこの宝具のランク以下のあらゆる透過能力を貫通して攻撃できる。 純粋な科学によって限定的ながらも魔法級の御業を成し遂げる、偶発的に誕生した極限域の例外存在。魔法士の範疇から完全に逸脱した文字通りの規格外。 アサシンは生前この能力をほぼ無制限に使用していたが、サーヴァントとなることで使用に必要な魔力量が増加。結果、長時間の発動は難しくなっている。 【weapon】 なし。 【人物背景】 かつて殺されるために生み出され、乱数の偶然により生き永らえ、世の全てを憎んで殺そうとした少年。 その果てで一つの救いに出会い、誰も守れない無力な力だけを携え、それでも誰かを守りたいと強く願った青年。 【サーヴァントとしての願い】 諸々の難しい事情は置いといて、シティに住まう自分の見知った全ての人たちの平穏。できるならば世界そのものの平和。 だが自分ひとりが勝手にそんなことを願う権利はないと思うし、仮に聖杯を手にすることがあれば自分のいた時代のしかるべき人間に託したいと考えている。 ひとまずは、この聖杯戦争を仕組んだ何者かの目論見を潰す。 【マスター】 荒垣真次郎@ペルソナ3 【マスターとしての願い】 そんなものはない。 【weapon】 召喚銃: 内部に黄昏の羽と呼ばれる、ニュクスから剥離した物質を内蔵された銃。殺生能力はゼロで、あくまでも、ペルソナを召喚する為の補助ツールである。 【能力・技能】 ペルソナ能力 心の中にいるもう1人の自分、或いは、困難に立ち向かう心の鎧、とも言われる特殊な能力。 元々荒垣はこのペルソナ能力に対する適正が低かったのだが、友人だけを戦わせられないとして無理やり発現させた。しかし生来の適正の低さもあり、初期段階においては暴走することもあったらしい。 法王のペルソナ「カストール」を所持。物理攻撃に優れ運以外の全てのパラメータが高いバランス型。耐性が存在しない代わりに弱点も存在しない。 ペルソナ能力を除いても、一般人としては破格の身体能力と度胸を持ち合わせる。 【人物背景】 主人公と同じ私立月光館学院の3年生。冬以外でも厚手のコートを纏い、見た目と態度は完全に不良そのもの。しかし実は面倒見が良かったり、かなり涙脆かったり、やたら料理が得意だったりする。 元々ペルソナ適正が低く、暴走したペルソナが不幸にもとある家族を襲撃してしまうという事故が発生。その事故で天田の母親が死亡し、自責の念から特別課外活動部を脱退する。 その後は強い副作用のある薬によりペルソナを抑え込んできたが、後悔の源である天田を庇い、その命を散らした。 【方針】 ふざけた真似をしやがった黒幕をぶっ潰す。 時系列順 Back 英純恋子&アサシン Next 魔王再誕 投下順 Back 英純恋子&アサシン Next 魔王再誕 Character name Next→ 荒垣真次郎 全ての人の魂の夜想曲 アサシン(イリュージョンNo.17{イル})
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デズモンドの時代(21世紀) アサシンクリード リベレーション及び、シリーズ全般におけるデズモンドの時代の登場人物紹介です。人物の画像はクリックすることで拡大できます。 シリーズ作品の重大なネタバレがあります。閲覧の際には十分注意してください。 ■アサシンと協力者デズモンド・マイルズ (CV 東地宏樹) ルーシー・スティルマン (CV 園崎未恵) ショーン・ヘイスティングス (CV 飛田展男) レベッカ・クレイン (CV 渡辺明乃) 被験体16号 (CV 浅沼晋太郎) ウィリアム ■テンプル騎士団ウォーレン・ヴィディック アラン・リッキン ■その他ジュノー ■アサシンと協力者 +デズモンド・マイルズ デズモンド・マイルズ (CV 東地宏樹) 現代編の主人公。アルタイルとエツィオの末裔にあたる青年。一族は、先祖代々暗殺教団に所属するアサシンで、彼も幼い頃にアサシンとなるための訓練を受けたが、現実味のない彼らを「ヒッピーか何か」と考えて家出してしまう。それ以来一般市民として生活し、バーテンダーとして働いていたが、2012年にテンプル騎士団の末裔であるアブスターゴ社に誘拐されて以来、自らの体内を流れるアサシンの血に深く関わることとなる。 前作のラストで昏睡状態に陥った彼は、暴走したアニムスの中で自身の記憶・深層心理を再構築し自身を取り戻す旅に出る。 +ルーシー・スティルマン ルーシー・スティルマン (CV 園崎未恵) 協力者としてのアサシン。大学で認知神経科学を専攻し優秀な成績を修めるが、遺伝子記憶に対するあまりにも強い執着から異端視され研究機関・企業からの採用を得られなかった(実際にはヴィディック博士が裏工作して採用を阻止していた)。その後ヴィディック博士に拾われてアブスターゴ社に就職し、アニムスの開発に携わる。しかしそれは実際にはアブスターゴ社への潜入が目的であり、IIにおいてデズモンドを連れて研究所から脱出する。戦闘能力は高い。 前作のラストでジュノーに操られたデズモンドに腹部をアサシンブレードで刺されたため、現在生死不明。 失われた記憶にてアサシン教団、テンプル騎士団の二重スパイであることが判明。 +ショーン・ヘイスティングス ショーン・ヘイスティングス (CV 飛田展男) アサシンの協力者。元々はただのギークだったが、アブスターゴ社が世間に公表できない悪事を働いていることに感づき独自調査を行ったことから彼らに目を付けられる。危うく抹殺されそうなところをレベッカに救われ、それ以降はアサシン教団の歴史・資料担当として協力している。 本人いわく、「人を殺したこともあるし、殺す覚悟もある」。結婚歴あり。皮肉屋。 +レベッカ・クレイン レベッカ・クレイン (CV 渡辺明乃) 協力者としてのアサシン。元々はスポーツ万能な女性だったが、事故がきっかけでコンピュータにのめり込む。アニムス2.0を「この子」と呼ぶほど溺愛している。 先祖にロシア人の傭兵がいる(シリーズのコミック版「Assassin s Creed The Fall」の主人公、Nikolai Orelovの事?)。「銃はチキンの道具」だと考えている。 +被験体16号 被験体16号 (CV 浅沼晋太郎) デズモンドの前にアブスターゴ社で監禁されていた被験体であり、エツィオの子孫。ルーシーらによると長時間にわたるアニムスの使用による流入現象で精神に異常を来し、死亡している。II、BHにおいてアニムス内にメッセージを隠していたのをデズモンドらが発見している。そのメッセージは、彼がアニムスを通してアブスターゴ社のネットワークから盗み出した情報を分割保存するものであった(隠された真実)。また、BHにおいてホログラムのような姿で登場し、デズモンドと言葉を交わしている。 BHでデズモンドと会話していること、BHの16号に関するトロフィー/実績で「I AM ALIVE」となるモールス信号のタイトルがあることなどから、実際には生きているのではないかと考えられている。 また、リベレーションにおいてはアニムス内を彷徨っているデズモンドの前に初めて実際の姿で登場し、アニムス脱出のためのヒントを与えている。 アサシン教団が送り込んだスパイ。 +ウィリアム ウィリアム ルーシーたちの直属の上司にあたるアサシンで、デズモンドの父親。メールでの署名は"W.M."。現代のアサシンたちにメールで指示を与えるほか、BHのエンディングやDLCで声のみ登場した。 ショック状態になったデズモンドへの鎮静剤投与を「情報を手に入れるまで待て」と言って手遅れにした(昏睡に陥る)挙句、「デズモンドなら自分で立ち直るさ」とそれを全く後悔していない淡泊な人物。 ■テンプル騎士団 +ウォーレン・ヴィディック ウォーレン・ヴィディック アブスターゴ社の社員。デズモンドの拉致・監禁を指揮し、リンゴを探し出そうとした人物。 コンピュータへのアクセスキーとなるペンを落としたり、会議室へのセキュリティーキーをメールで尋ねそれを削除しないなど、セキュリティ意識が低い。 +アラン・リッキン アラン・リッキン アブスターゴ社のCEO。アブスターゴ社によるPoE収集計画の指揮を執っており、ヴィディック博士にもメールで指示を与えている。 ■その他 +ジュノー ジュノー かつて来たりし者たちの一人。デズモンドがコロッセオ地下の宝物庫に入った際にホログラム映像のような形で現れた。リンゴを使ってデズモンドを操り、ルーシーの腹部をアサシンブレードで刺させた張本人。
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「さて、こんな所か」 男は安物のノートパソコンに自身が打ち込んだ文章の推敲を一頻り終えて、疲れ混じりの溜息を吐き出し全体重を椅子の背凭れに委ねた。長い時間キーを叩き続けた指の根元の部分は全てじんじんと言う痛みを発しており、言葉はなくとも男に休息を要求しているのが一発で解る。無論、彼にも休む事に異存はない。何しろ文章を執筆する事で生計を立てている身なのだ、もし腱鞘炎に等なろう物ならそれだけで飯を食いっぱぐれてしまう。 またそれ以前に今回の分の仕事は今打ち込んだ分で全てだった。普通文を書く仕事と言えば、決まった事を只書き写して終わりではなく、見やすさやレイアウト、読み手がストレスなく読解出来るか等にも気を配る必要がある。だが、あくまで現地の報告と記録を行うのが役目の彼には、そういう方向に気を配る事は要求されない。重要なのは可能な限り客観的に、詳細に、生々しくレポートする事。それさえ貫けていれば、然程記事を通すのに苦労はしないのだ。 後は念の為、明日の提出前にでももう一度見直しと微修正を加えてやれば完璧だろう。作業のお供にちびちび啜っていたエナジードリンクの余りを一気に飲み干して、男は厄介な仕事を終わらせた達成感に浸り、一人笑みを浮かべる。そのデスクの隅には、日焼けした写真立てが置かれていた。写真の中には彼と淑やかそうな美女、そして無邪気な笑みを浮かべる二人の幼い少女の姿があった。仲睦まじい親子のように見える写真の中の女三人と彼は、然し赤の他人だ。 「……元気にやってるかな、葵さん達は」 男は日本各地を飛び回り、様々な事件や事故の報告、レポートを執筆して生計を立てているフリーのルポライターだ。名前を、間桐雁夜。今でこそ平々凡々とした暮らしを送る何処にでも居そうな青年だが、"間桐"と言う苗字を耳にしたなら、一部の人間は驚きの表情を浮かべる筈だ。表の世界では少し変わった苗字程度の扱いでも、裏――"魔術師"の世界では、"間桐(マキリ)"の名は大きな意味を持つ。 遠坂、マキリ、アインツベルン。始まりの御三家と総称される魔道の名門、その一角。雁夜は実質の現当主、臓硯の次男坊であった。尤も息子と言うのはあくまで表向きの話であるのだが、其処の深い事情については此処では割愛する。彼と言う人間の事情を理解する上では、彼が嘗て間桐の家の人間だった、それだけで十分だ。 されど、今となっては雁夜と間桐家の間に繋がりは皆無だ。彼が不出来で父に見捨てられた訳ではない。寧ろ真実は逆、彼の方が間桐と言う家の魔術を嫌い、臓硯の下を出奔したのである。それが、今から十一年前の事。かの日から今日に至るまで、雁夜は一度として自分の実家に戻った試しはない。 が、冬木にはこうして定期的に戻って来ている。その度に彼が土産片手に顔を見せているのが、写真の三人だった。 禅定改め、遠坂葵。そしてその娘の凛と桜。 葵と雁夜は古くからの付き合い、言ってしまえば幼馴染の間柄に有った。雁夜はずっと葵に異性として想いを寄せていたが、彼女が他の男の手に渡ってしまっても、それを逆恨みするような真似はしなかった。彼女が幸せならば、その隣に居る人間は自分でなくても構わない。彼女の為を思えば、身を引く事に躊躇いはなかった。 “そう言えば、もう三ヶ月は逢ってないか――” ルポライターと言う職業柄、一つの場所に留まっていられる時間は長くない。必然的に彼女達母娘と会える機会は一ヶ月に一度有るかどうかだ。それでも、葵は雁夜をいつも暖かく迎えてくれた。桜や凛は彼が姿を見せると駆け寄ってきて、子供らしい笑顔できゃあきゃあとはしゃぐ姿を見せてくれる。 所詮は他人、そんな事は誰よりも雁夜自身が強く理解している。手が届く事はもう絶対に有り得ないと解っていながら、潔く彼女達の前から姿を消さず、定期的に会いに行っているのは只の未練だ。そう解っていても、雁夜とて人間だ。日々の傍らにあの母娘の笑顔を見る事は、彼にとって何より大きな楽しみだった。 「仕事とはいえ、久々に戻ってきたんだ。明日は桜ちゃん達の顔でも見てくるか」 時に――雁夜は今、出張を終えて故郷の街に戻ってきている訳ではない。たまたまこの冬木市での仕事が舞い込み、それを遂行する為に帰郷していた。その仕事と言うのが、先程まで彼が作成していた文書だ。雁夜は全く知らなかったが、近頃の冬木は随分と物騒な街に変貌してしまっているようだった。 原因不明の爆発事故、失踪事件。路傍で見付かった死体の数は今月だけで既に五体になる。東京のような大都心ならいざ知らず、こんな辺鄙な地方都市でこの数字は明らかに異様だ。其処でこの異変に目を付けた某出版社が、冬木出身のフリーライターである雁夜の下に依頼を持ち込み、雁夜はそれを引き受けた。それが、彼の今日までの経緯である。 素人目から見ても、今の冬木は不気味の一言に尽きた。空気が違う。雰囲気が違う。街のそこかしこから、何やら異様なものを感じる。これだけならまだ他人事で済むが、此処には葵やその娘達も暮らしているのだ。彼女達の無事を確認する為にも、雁夜は明日、あの愛らしい母娘に会いに行こうと決めた。 そうと決まればお土産を見繕っていかねばならない。幼い凛達は、自分のお土産を毎回楽しみにしてくれている。 お菓子が良いか、小物が良いか。どうしたものかと嬉しい悩みに口許を緩めたその時―― 「……ッ」 雁夜の頭に、まるで亀裂が走ったみたいな鋭く厭な痛みが走った。 「が、ぅ、ッ……!?」 何か目立った病気をした記憶はない。雁夜を今襲っているのは、正しく原因不明の痛みだった。その激しさたるや脳味噌をフォークでズタズタに引き裂かれているようなそれであり、雁夜は堪らず体勢を崩して椅子から転げ落ちてしまう。藁をも掴む思いで伸ばした手が、デスクの上の写真立てを弾き飛ばし床へと落とした。 地を這うような格好になりながら悶絶する彼の視界に、写真の中の愛すべき笑顔達が写る。どんな時でも彼の疲れを忘れさせてきた日溜まりの一シーンは然し、この時ばかりは間桐雁夜を支えてはくれなかった。寧ろ、その逆。写真を見た途端、彼を苛む頭痛の激しさは倍程にも膨れ上がった。 古今東西あらゆる病気の中でも最大級の痛みを齎すと言う群発頭痛もかくやの勢いで、激痛は雁夜を苦しめる。痛みで失神する事すら出来ず、気を抜けば舌を噛み千切りたい程の衝動に駆られる生き地獄。その中で再び視界に入る、写真。それをきっかけにまた強まる痛みの中、雁夜の脳裏に声が響いた。 ――――違う それは他でもない、間桐雁夜の声。これまでの人生で散々耳にしてきた、自分自身の声。 何が違うんだと自問する前に、視界が灰色に染まってテレビの砂嵐を思わせるノイズに覆われる。 そして、途切れ途切れに挿入される見た事のない映像、風景。可能なら一生見たくなかったと断言出来るような光景が、意識を沸騰させる激痛の中に次々流れていく。 見るからに窶れた想い人の顔。疲れ切った声。 人形のような空洞の表情で何かを言う凛。快活な彼女らしからぬ、硬く虚ろな眼差し。 そして暗い――昏い、もう二度と見る事はないと思っていた"蔵"の中、無数の淫蟲に群がられている、桜。 間桐雁夜と言う男が、嘗て守りたいと願った日溜まりの欠片が、他ならぬ彼の生家の手によって穢され、踏み躙られている光景。それを目にした途端、雁夜は全てを思い出した。記憶の復活と同時に込み上げてくる感情は、自分自身への絶大な憎悪。何故、何故俺は忘れていたのか。全て忘れ去って、白痴のように張りぼての日常を謳歌する無様を冒していたのか。俺がこうしている間にも彼女の心は壊され続けていると言うのに、一体俺は何をしている? 衝動に身を任せて、雁夜は自分の顔面に爪を立てる。ぎぎ、と裂けていく皮膚は正常な人間のそれでは考えられない程脆く、萎びていた。先刻までは確かに健康な成人男性の姿を保っていた筈の雁夜の全身は今や、彼自身でさえ気付かない内に二目と見られない有様へと変化を遂げていた。――否、あるべき姿へと戻っていた。 頭髪は一本残らず白髪に変わり、肌には至る所に醜い瘢痕が浮かび上がっている。それ以外の場所はすっかり血の気を失って土気色を湛え、宛ら幽鬼か何かのようだ。肉体にとっては最早毒素でしかない魔力の循環する静脈は破裂しそうな程膨張して、全身に赤黒い罅割れが走っている風にも見える。 見えない部分もずたずただ。特に左半身は酷い物で、いちいち手足を動かして確認しなくても麻痺しているのが解る程である。喉の粘膜も凄まじいまでに破壊され、固形物は金輪際喉を通りそうにない。一言、これで生きていられる事自体が異常。現に雁夜は今、その体内に巣食うある忌まわしい生物に援助され、どうにか生きていられる状態だ。この死に行く病人にしか見えない醜い姿こそが、間桐雁夜と言う人間の真実に他ならない。 「済まない――桜ちゃん、葵さん。でも、俺……漸く、全部思い出したよ」 自分が辿ってきた道。救うと決めた少女。そして、殺すと決めた外道。 全てを思い出す代償は決して安くなかった。聖杯によりこの世界の住人として溶け込めるよう施されていた身体機能の再生は記憶の復活と同時に解除され、今や雁夜は元の死に体同然の襤褸雑巾に逆戻りしている。されど、嘗て抱いた想いも末期の身体を動かす原動力も、これでやっと取り戻せた。 ――思い出す。自分が歩んできたこれまでの道。間桐臓硯の手に落ちた遠坂桜を救う為に、自分は十年以上も離れていた間桐の家に戻り、刻印虫を自らに寄生させて魔術回路を擬似的に拡張した。まさしく地獄と呼ぶべき苦痛と肉体が崩壊していく恐怖を耐え抜いた甲斐あって、魔術師として戦闘が行えるまでの領域に登り詰める事が出来た。 ――思い出す。変わり果てた、桜の姿を。実の父親に見捨てられ、非道の調教を受け続けていた彼女。一年と少しの時間を経て、彼女はすっかり変わってしまった。その人形のように無機質な昏い眼差しは、今目の前にある写真の中の彼女とは似ても似つかない悲愴さに満ちていた。 ――思い出す。自分が何を置いても殺し、報いを受けさせるべき外道の名を。その名は、遠坂時臣。葵の伴侶にして、凛と桜の父親である男。そんな立場に居ながら、自分の娘を進んで地獄に突き落とした、殺しても殺し足りない全ての元凶。あれが今ものうのうと息をしていると考えるだけで、雁夜は頭の血管が千切れそうになる。 そして、思い出す。自分が今此処に居る理由。これは、雁夜が参加していた物とはまた別種の聖杯戦争だと言う事を。 文句の付けようがない強さを誇る代わりに、爆発的な消耗で自分の余力を貪っていったバーサーカーの姿は此処にはない。だが、雁夜は理解していた。自分がこうして記憶を無事取り戻せたと言う事は、つまり"この"冬木の聖杯戦争に参加する権利を得た事に等しいのだ。 バーサーカーの強力無比な力が借りられないのは痛いが、考えようによっては令呪で戦いを中断させなければ自滅するような瀬戸際の戦いを強いられる事が無くなるとも取れる。サーヴァントが呼べないかもしれないとは、雁夜は毛頭思っていなかった。何故なら、自分はこうして聖杯に選ばれ、その試練を越えたのだから。自分を勝利に導いてくれる英霊は、直にその姿を見せるだろうと踏んでいた。 それでも――間桐雁夜には時間がない。舞台が変わり、手駒も変わるとはいえ、常時満身創痍の彼にしてみれば寿命が僅かに伸びたくらいの違いでしかないのだ。一刻も早く勝ち、聖杯に願わなければ。桜を救い、葵と凛に笑顔を取り戻し、憎き時臣を二度と母娘の前に現れられないように断罪しなければ、自分のこれまでは全て無駄になる。そうなっては、死んでも死にきれない。 「……来い」 雁夜は、未だ現れない自分のサーヴァントへと命ずる。今すぐにその姿を現せ、と。 それに呼応するように、無味乾燥とした室内を照らす白熱灯が、停電の前兆のように点滅を始めた。 最初は明かりが消えている時間の方が短かったのが、どんどん暗闇の時間が長くなっていく。バーサーカーを呼び出した時に比べれば肉体に掛かっている負担は微々たる物だが、それでも体内の疑似魔術回路に負荷が掛かっているのが解った。雁夜は、確信する。サーヴァントの召喚は、既に成っていると。 やがて明かりが完全に消え、部屋を照らすのは窓越しに差し込む月の光のみとなった。現代に生きる人間にしてみれば余りにも心許ない自然の明かり。その中で、間桐雁夜は霧のように虚空から姿を現した、一人の女を見た。月明かりに照らし出されたその女の顔は――激痛も忘れて息を呑む程、美しかった。 「――なんだ。辛気臭い部屋だな」 烏の濡羽めいた美しい漆黒の髪。肌は絹のようにきめ細やかで、染みや出来物の一つも見られない。 東洋出身の英霊なのか、衣服は青みがかった着物を纏っている。……のだが、その上から赤いジャンパーを羽織ってもおり、服装はなかなかどうして奇矯なそれであった。凡そまともな美意識を持つ人間ならば、誰もが美人と認識する。雁夜の召喚した彼女は、それ程までに整った容姿を持つ英霊だった。 「それで? おまえかよ、オレを呼んだ奇特なヤツは」 「……オマエ、が……」 「一々説明する必要有るか? ……まあ良いや。サーヴァントだよ、おまえの。クラスはアサシンだ」 アサシン――暗殺者か。雁夜は内心、外れを引いたなと思ったが、此処でそれを表情や態度に出す程彼は阿呆ではない。前の理性なき狂戦士ならばまだしも、今回の英霊はちゃんとした自我と理性を持っている。彼女の癇に障って瞬時にお陀仏なんて事態に陥れば、笑い話にもなりはしない。 それに、正面戦闘で劣るからと言って使えないと看做すのはそれこそ早合点が過ぎると言う物だろう。極論、聖杯戦争なんて物は敵を殺せればそれで良いのだ。今更手段の卑劣さどうこうについて躊躇いを抱ける程、雁夜に余裕らしい物は残されていなかった。 楽観も悲観も不要だ。大事なのは、サーヴァントを召喚出来たと言う事実のみ。聖杯戦争を戦い抜くに当たって、英霊の存在は言わずもがな大前提である。近代兵器や急ごしらえの魔術師の浅知恵でどうこう出来る程、サーヴァントと人間の間の戦力差は小さくない。後は彼女を使役し、戦うだけだ。全てのサーヴァントを斃し、黄金の塔とやらが出現する条件を満たすだけだ。先を見据え、決意を一層強める雁夜に対し、呼び出された暗殺者は気怠げな声を掛けた。 「ところで、おまえはどうする気なんだ」 その質問に、雁夜は思わず眉を顰める。 どうするか等、決まっている。聖杯戦争は願いを争奪する戦いだ。ならば、他の主従を蹴落とす以外に一体何が有ると言うのか。微かな苛立ちを押し殺しながら、雁夜は身体を部屋の壁に凭れさせ、喘鳴混じりの返事を発する。 「殺す。……全員だ。そして、聖杯を獲る」 誰であろうと、敵は敵だ。今回の聖杯戦争の性質上、ほぼ事故のような形で巻き込まれた者も居るかもしれない。その事は、雁夜とて承知の上。それでも、最早形振り構っていられる状況ではないのだ。この聖杯戦争が駄目だったから元の世界に帰って再びあの聖杯戦争を続行する、なんて日和った姿勢は通らない。勝てなければ、永遠に桜が救われる事はない。だからこそ雁夜は、立ち塞ぐ全ての敵を鏖殺する事に毛程の躊躇いもなかった。 鬼気迫ってさえいる雁夜の言葉に、返ってきたのは同意でも反発でもなく――溜息。心底呆れたような、雁夜の正気を疑っているかのような嘆息の音だった。 「聖杯ね。……あのさ、おまえ。本気で願いが叶うなんて与太話を信じてるのか?」 「……何、だと?」 その言葉は、凡そサーヴァントが口にするようなそれではなかった。 何せ、彼女が今口にしたのは聖杯を信用していないと言う旨だ。普通、サーヴァントは聖杯に託したい願いを抱えて召喚される物と雁夜は聞いている。中には願いを持たない例外も居るのかもしれないが、そもそも聖杯の権能自体を疑っているサーヴァント等、異例どころの騒ぎではないだろう。 「潰し合った末に最後まで残った二組にはどんな願いでも叶えて差し上げますよーって、其処らのセールス販売の方がまだ幾らか信用出来る文句使うぜ。百歩譲って聖杯のチカラとやらが本物だったとしても、今回の――」 「黙れ……ッ! お前は、俺のサーヴァントだろうが! なら意見なんかせず、俺を勝たせる為だけに戦えッ!!」 アサシンの台詞を遮って、雁夜が口角泡を飛ばして怒鳴り声をあげた。只でさえ瀕死の病人もかくやと言った顔は、怒りで血管が普段以上に浮き出て怨霊か何かとしか思えない有様と化している。大声を出しただけで心臓の鼓動が短距離走でもした後のように早まっている自身の肉体の朽ち果てぶりに嫌気を覚えながら、雁夜はアサシンの言葉に惑わされるなと自身を諭す。己には聖杯しかないのだから、それを疑えば全てが終わってしまう。 そんな雁夜の様子に肩を竦めれば、好きにしろよ、とだけ言い残してアサシンはあっさりと踵を返した。待て、とその背中を引き止めようとするが、もう遅い。声が部屋の壁で反響する頃には、彼女の美しい姿はもう何処にも見えず、霊体化が完了した事を不気味な程の静寂が暗に告げていた。 “そうだ……俺は、勝つ。勝って何もかも、全部終わらせるんだ” 桜が、これ以上苦しまなくて良いように。 葵や凛が、また桜と一緒に笑えるように。 彼女達を不幸の底に突き落とした遠坂時臣が、桜の味わった何倍もの苦しみの中で報いを受けるように。 間桐雁夜には聖杯が必要だった。間桐臓硯の奸計も及ばないこの地でそれを掴み、運命を変えなければならなかった。 そんな彼の脳裏には――いつまでも、アサシンが最後に言い掛けた"何か"の事が引っ掛かっていた。 あの時、彼女は何かを言おうとしていた。それが解ったから、雁夜は自分の耳に入れない為に大声をあげて遮ったのだ。きっとその言葉を聞いてしまったなら、自分の中の何かが揺らいでしまうと言う確信が有った。だから雁夜は、迷わない為に彼女の親切心から目を背けた。全ては、聖杯を手にする為に。魔術師なんて生き物のせいで狂ってしまった何もかもを元通りの形に直す為に。 憐れな落伍者は、約束された破滅の道を突き進む。振り返る事なく、突き進む―― ◆ ◆ 「やれやれ。面倒な男に召喚されちまったもんだな、オレも」 アサシンのサーヴァントとして召喚された和服に赤ジャンパーの彼女は、雁夜の自室を出て冬木の夜風に当たっていた。空には月こそ出ているものの不吉な分厚い雲が所々立ち込めていて、風も良からぬ物が滲んでお世辞にも居心地は良くない。聖杯戦争になんて呼ばれるもんじゃないと、既にアサシンは心からそう思っていた。 間桐雁夜は知らない事だが、本来、この彼女は聖杯戦争に呼ばれる存在ではない。英霊の座に登録された英雄等ではなく、サーヴァントとしての在り方も擬似サーヴァントのそれに近い変わり種だ。言ってしまえば彼女の存在は、此度の聖杯戦争が正規の聖杯戦争とは一線を画した異常なモノで有ると言う事の証左である。 アサシンが先程雁夜に言った内容は、違わず彼女の本心だ。願いを叶える聖杯だなんて、これ以上胡散臭い響きもそうそう無いと心の底からそう思っている。……とはいえ、現実にこれ程の規模の戦いが行われようとしているのだ。売り文句通りの代物かどうかは置いておくとしても、聖杯なる存在に途方もない力が有る事はほぼほぼ間違いないだろう。やはり疑わしい話では有るが、ひょっとすると、本当に聖杯は願いを叶える万能の願望器として勝者の手元に渡る算段となっているのかもしれない。だがそれでも、アサシンはこの聖杯戦争に対して懐疑的だった。 「……どうも、厭な臭いがする。あの死に体には酷だが、こりゃ確実に裏に何か有るぞ」 そも、聖杯戦争と言う機構そのものが何より疑わしい。この偽りの冬木市からは、不穏な陰謀の香りがする。 何者かの悪意ある計略が根付いていると、アサシンの本能と長年の経験がそう告げていた。なればこそ、聖杯戦争なんて面倒な催しには混ざらず、早急に事態を終息させて帰る方向で戦おうと思っていたのだが――然しマスターが悪い。あの場で少し話しただけでも解った。彼は、どんなに粘り強く話しても絶対に聞かないだろう。勝利へ懸ける情熱が妄執だとか狂気だとか、そう言う次元に達してしまっている。あれは碌な終わりを迎えないなと、アサシンはそう思った。 「ま、サーヴァントとして呼ばれたんだ。期待には応えてやるよ」 戦えと望むのなら、是非もない。サーヴァントとしての役目を果たして、さっさとこのけったいな場所を後にするとしよう。もしも裏で糸を引く何者かの存在を突き止められたなら、その時はその時だ。深く考えた所で、こんなイレギュラーだらけの状況ではプランなんてまるで当てにならないのだから無意味と言う物である。 アサシンの眼にはこの世界でも変わることなく、物体に走る朱い線が映っていた。それは、死の線だ。可視化された死。嘗てアサシンが死の淵で開眼した、最上級の魔眼による視界。――彼女の両眼窩に収まった魔眼の名を、直死と言った。真っ当な精神構造では発狂しても可笑しくない終末の世界を常に覗き込みながら、この少女はこれまで生きてきた。 彼女の真名を、両儀式。万物に共通する終わりを司る、「 」への可能性を秘めたる魔眼の烏―― 【クラス】 アサシン 【真名】 両儀式@空の境界 【ステータス】 筋力E 耐久D 敏捷A 魔力C 幸運A+ 宝具EX 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 単独行動 A マスターからの魔力供給を断っても暫くの間は自立出来る能力。 もしかしたらマスターとか居なくても何とかなるのでは? と思わせる程の単独行動っぷり。 然し、魔力が足りていようといなかろうと、寂しくなったら消えるのでマスターは必要らしい。 【保有スキル】 直死の魔眼:A 魔眼と呼称される異能の中でも最上級の物。 異能の中の異能、希少品の中の希少品。無機・有機問わず、"生きている"物の死の要因を読み取り、干渉可能な現象として視認する。直死の魔眼から見た世界は"死の線"で満ちた終末の風景であり、真っ当な精神構造ではこれと向き合っての日常生活は難しい。 アサシンは普段、焦点をズラして物事を俯瞰する事でこの異様な視界と折り合いを付けている。 陰陽魚:B 陰陽螺旋。痛覚残留。 ――是を生かしたくば即ち是を殺し、是を叶えたくば即ち是を損なう。 恩恵と損失は表裏一体。宛ら男女の関係のように。 心眼(偽):A 第六感による危険回避。 技術と研鑽を用いて避けるのではなく、天性の才能による危険予知回避。 【宝具】 『唯識・直死の魔眼』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 直死の魔眼を最大限に解放し、死の線を両断する。 その個体における死の概念を切断するので数百の命のストック、数億の寿命をも無効化する。 死は決して避けられない現象、終わりは万物に共通する。 『■■■■』 ランク:EX 種別:対?宝具 レンジ:1 最大補足:1 陰陽ならぬ両儀。 其れは「 」から生じ、「 」を辿る者。 両儀に別れ、四象と廻し、八卦を束ね、世界の理を敷き詰める者。 この宝具は普段封鎖されている。アサシンがこれの存在を知覚する事も、ない。 【weapon】 基本的にはナイフ。 然し本来得手とするのは日本刀による剣術で、日本刀で戦う場合、自己暗示によって自身の身体を戦闘用に作り変え限定的ながらも超人じみた身体活用や未来予知等の潜在能力が扱えるようになる為、平常時とは段違いの戦闘力を発揮する。 【人物背景】 対丈に単衣の着物の上に革のジャンパーを羽織った少女。 一見して冷たく、排他的。男口調かつ男性のように振る舞うが、根はどうしようもなく女性的。 サーヴァントとしては極めてイレギュラーな存在で、ざっくり言ってしまえば疑似サーヴァントとして現界している。 元々の彼女はサーヴァントに及ばず、ある条件を満たした状態でやっと戦闘になると称されていたが、現在は疑似とはいえサーヴァントとして現界している事から素でサーヴァント達と互角に立ち回る事が出来る。 本来彼女が召喚に応じた場合、もう一つ別な存在が呼び出される事になるのだが――…… 【サーヴァントとしての願い】 願いを叶えるだとか、眉唾物の話に興味はない。 【マスター】 間桐雁夜@Fate/Zero 【マスターとしての願い】 聖杯を手に入れ、桜ちゃんを救う 【weapon】 なし 【能力・技能】 優れた才能があったがこれまで魔術鍛錬を全くしていなかった為、寄生させた刻印虫による擬似的な魔術回路を用いる。 使い魔として与えられた"視蟲"などを用い、切り札は牛骨すら噛み砕く肉食虫"翅刃虫"の大群使役。 身体に宿した刻印虫が宿主の身体を蝕む為、頭髪は残さず白髪になり、肌は死人のような土気色に変色し、左半身は一度麻痺して感覚が遅れ、顔の左半分は硬直して左目は視力を失い、不整脈も日常茶飯事、固形物が喉を通らないためブドウ糖の点滴で賄う等、近代医学の見解からすれば既に生体として機能するのがおかしい有様を魔力で延命している状態。 魔術使用や魔力精製は蟲の活性化による肉体への負荷と破壊を意味し、魔術行使の際の肉体への負担は他の魔術師の比ではない。戦いの決着が着く前に体内の刻印虫に食い潰される可能性も充分にある、真の意味で"死の危険と隣り合わせ"の魔術師。 【人物背景】 魔術師の家に生まれながら、魔術を嫌って家を出奔した過去を持つ男。 然し自身が間桐の継承を拒んだ事により最愛の幼馴染の娘、桜が犠牲になった事を知り、彼女を救い出す為に自分の肉体を破壊する無茶をして聖杯戦争に名乗りを上げた。が、そもそも彼を魔術師に仕立てた臓硯にはまるで期待されておらず、その破滅は初めから決定的な物であった。 【方針】 全ての敵を殺す。
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マルチプレーヤー ゲームモードマッチタイプ ペルソナ MAP ダウンロードコンテンツ(DLC)「Animus Project Update 1.0」 (無料:2010/12/14配信開始) 「Animus Project Update 2.0」 (無料 PS3版 2011/01/18配信開始 / XBOX360版 2011/01/19配信開始)DLCの選択について 宝箱争奪戦について テンプル騎士の階級 「Animus Project Update 3.0」 (PS3版 1200円:2011/03/17配信開始 / XBOX360版 800MP:2011/03/15配信開始)エスコートについて アサシネーションについて ゲームモード モード プレイヤー人数 制限時間 遊び方 イントロセッション 1人 無制限 マルチプレーヤーの基本的なプレイ方法を学ぶ。ターゲット3人を仕留めると終了。いわゆるチュートリアル。 ウォンテッド 6~8人※プライベートマッチは3人から 10分 プレイヤー同士が戦い、最高スコアを獲得した者が勝利。ターゲットは自動的に決定され、それ以外のターゲットを倒してはいけない。倒し方が良いほどボーナスが付き得点が高くなる。順位が高いほど他のプレイヤーのターゲットにされやすくなる。 マンハント 6~8人(3~4人×2チーム)※プライベートマッチは3人から 5分(2ラウンド) プレイヤーは2つのチームに分かれる。各チーム交互に敵チームのメンバーを暗殺し、得点の高いチームが勝利する。各ラウンド開始時に攻守が切り替わる。倒し方が良いほど得点が高くなる。※ 2010/12/9のアップデートで追加。 アライアンス 6人(2人×3チーム)※プライベートマッチは3人から 4分(2ラウンド) Level 5 からプレイ可能。プレイヤーは2人1組でチームを作る。戦いはラウンド毎に分かれ、ラウンド毎にターゲットのチームが決められる。ターゲットチームの2人のうちどちらかを倒せば勝利。倒し方が良いほど得点が高くなる。 ウォンテッドADV 6~8人※プライベートマッチは6人から 10 分 Level 12 からプレイ可能。ルールはウォンテッドと同様。コンパスにターゲットの高低差が表示されない等の違いがあるため、ターゲットを特定する事が難しくなっている上級者向けのモードです。※ 2010/12/9のアップデートで追加。 アライアンスADV 6人(2人×3チーム)※プライベートマッチは3人から 4分(2ラウンド) 「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 1.0 DLC 」(無料:2010/12/14配信開始)ルールはアライアンスと同様。コンパスにターゲットの高低差が表示されない等の違いがあるためターゲットを特定する事が難しくなっている上級者向けのモードです。詳細は、ダウンロードコンテンツ(DLC) 宝箱争奪戦 6~8人(3~4人×2チーム)※プライベートマッチは2人から 5分(2ラウンド) 「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 2.0 DLC 」(無料 PS3版 2011/01/18配信開始 / XBOX360版 2011/01/19配信開始)2チームに別れて、同じチームのプレイヤーと協力しながら、攻撃ラウンドと防御ラウンドをそれぞれ1回ずつ交互に行うモードです。攻撃ラウンドでは敵チームを排除することでスコアが加算されます。防御ラウンドでは宝箱を獲得することで、スコアが加算されます。詳細は、ダウンロードコンテンツ(DLC) エスコート 6~8人(3~4人×2チーム)※プライベートマッチは2人から 4分(2ラウンド) 「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 3.0 DLC 」(PS3版 1200円:2011/03/17配信開始 / XBOX360版 800MP:2011/03/15配信開始)詳細は、ダウンロードコンテンツ(DLC) アサシネーション 6~8人※プライベートマッチは6人から 10分 「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 3.0 DLC 」(PS3版 1200円:2011/03/17配信開始 / XBOX360版 800MP:2011/03/15配信開始)詳細は、ダウンロードコンテンツ(DLC) ※「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 1.0 DLC」(無料 2010/12/14配信開始) ※「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 2.0 DLC」(無料 PS3版 2011/01/18配信開始 / XBOX360版 2011/01/19配信開始) ※「Assassin s Creed Brotherhood - Animus Project Update 3.0 DLC」(PS3版 1200円:2011/03/17配信開始 / XBOX360版 800MP:2011/03/15配信開始) 上記のDLCの詳細ついてはダウンロードコンテンツ(DLC)を参照 マッチタイプ タイプ マップ フレンド招待 XP チャレンジ ボーナス 実績トロフィー 統計 ランクマッチ ランダム - ○ ○ ○ ○ リーダーボードとパーソナルワールドランキングテンプル騎士階級ランキング プレイヤーマッチ ランダム ○ ○ ○ ○ ○ リーダーボードとパーソナル プライベートマッチ ホスト選択 ○ - - ※ ○ - ※エンドボーナス無し ペルソナ 名称 LV 備考 修道士 1 リストーロ修道士は清貧の誓いを立てはしたものの、実践となるとさっぱりだが、疑り深く、危険な男であることは確かだ 男性。スキンヘッドで顔色の悪いオッサン。武器は飛び出し式のピックのようなもの。あまり人気が無いかもしれない。 医者 1 悪徳医師のマルファットは、ローマの貧民街を荒らしまわり、油断していた不運な者たちを餌食にしている 男性。AC2ではお馴染みのマスクをかぶった医者。武器はゴツい注射器。独特の風貌で人気。 遊び人 1 粋な見かけの遊び人、通称狼はアサシンの必殺の武器をまねた剣を携え、獲物に暗闇から襲いかかる 男性。フードをかぶったアサシンっぽい人。武器はアサシンブレード的なもの。マルチのキャラでは一番アサシンっぽいので人気。 貴族 1 おべっかが得意で、心身ともにねじくれた貴族のシルヴェストロ・サバティーニは、チェーザレの言うことしかきかない 男性。毛皮のマントが豪華なオッサン。武器は左手の義手についた鉤爪。猫背でいかにも狡賢い悪役といった感じ。 娼婦 1 高級娼婦フィオラ・カヴァッツァはその人並み外れた才覚によってチェーザレの取り巻きの1人となった 女性。おっぱいその1。なにげに絶対領域も装備。武器は刃のついた鉄扇。これでスカートならもっと人気が出そう。 床屋 1 しがない床屋と見せかけておいて、その正体はテンプル騎士団の密偵。バルタザール・ダ・シルヴァは、髪を切るのと同じくらい喉を切り裂くのも得意だ 男性。髭がダンディーなオッサン。武器は剃刀。割と男前なナイスミドル。 死刑執行人 1 屈強な死刑執行人イル・カルネフィーチェは当然ながらボルジアの味方だ。群衆の歓声に応えて刑を執行する 男性。覆面をしたガタイのいいオッサン。武器は手斧。暗殺時に斧でザックリいくモーションは超痛そう。 技師 1 ガスパール・デ・グロワは一流の兵器技師であると同時に、熟練の射手でもある 男性。帽子にメガネのオッサン。武器は工具のようなピック的な何か。もしかしたら一番人気がないかもしれない。しかも装備が上に行くに連れ服がダサくなる珍しい仕様。 隊長 1 チェーザレの騎兵隊長の1人であるドナート・マンチーニは優れた戦士だが、うぬぼれの強さはそれを上回る 男性。甲冑を着たオッサン。武器はレイピア的な細身の剣。暗殺時のモーションがいかにも騎士っぽい剣の使い方。 密売人 1 禁制品をテンプル騎士団に横流ししている密売人リア・デ・ルッソは、嘘と殺人によっていくつもの大仕事を成し遂げてきた 女性。フードをかぶった顔が残念な感じのオバサン。武器はアサシンブレードっぽいもの。女性キャラの中ではもっとも不人気かもしれない。 道化師 1 道化師のカインとその妹カーアは、その芝居がかったしぐさで相手の気をそらし、ついにはその四肢をバラバラにしてしまう 男性。派手な格好で仮面をつけたピエロ。武器は両手に持つジャグリング用のナイフ的なもの。暗殺時のモーションがアクロバティックで人気。 将校 1 将校テオドール・ヴィスカルディはチェーザレの遠征を何度も指揮した経験がある熟練した軍人だ 男性。ロングコートの男前。武器は伸縮式のジャベリン的な何か。渋いオッサンばかりの中、数少ないハンサム。 女道化師 1 女道化師のカーアとその兄カインは、その芝居がかったしぐさで相手を煙に巻き、ついには残酷な方法で殺してしまう 女性。おっぱいその2。乳も尻もエロい仮面をつけた女性版ピエロ。武器は両手のナイフ。歩いてる時の尻など全身いろいろとエロくて人気。 鍛冶屋 15 鍛冶屋アウグスト・オベンリルはボルジアの宣伝塔だが、納得しない者にはハンマーでわからせることもある 男性。髭が立派なゴツいオッサン。武器もゴツいハンマー。フロントヘッドロックやシュミット式バックブリーカーのようなプロレスっぽい技も使う。早歩きするときに一番目立つ。 盗賊 25 女盗賊ファウスティーナ・コラーリのしなやかな指に盗めない物はない。金庫にいれても無駄なことだ 女性。口角の上がった口がチャームポイントの細身なおねぇちゃん。武器は鋭利なナイフ。どや顔の暗殺シーンが人気。 ならず者 35 ランツは百目団というならず者や盗賊たちの一団と共にローマを震え上がらせている 男性。体格の割りに童顔でバッチリ決めたヘアースタイルが目印。武器はナイフと俺の拳(笑)。他のキャラが濃すぎるためにイマイチ目立てないかわいそうな子。 傭兵 45 傭兵隊長ロッコ・ティエポロの報酬は高いが、チェーザレはそれを支払っている。優秀な傭兵隊長にはその価値があるからだ 男性。髭が濃いスティーヴン・セガールのような見た目。武器は派手な装飾のナイフ。45レベルからアンロックされるとあって使い手はいずれも強敵。暗殺の際は油断しないよう心がけよう。 仮面の男 - かつて受けた襲撃により、リアリオ・ロンバルディの顔には二目と見れない傷がある。同時に心にも癒すことのできない深い傷ができたのだ 男性。「Animus Project Update 3.0」で追加。その名の通り仮面をつけており、前作ACIIの仮面舞踏会に余裕で紛れ込めそう。武器は携帯タイプの仕込み銃のようなもの。 騎士 - ヴェルーロ・ガッロの率いた軍は常に勝利をおさめるが、その見返りとして毎回多大な金額を要求することでも知られている 男性。「Animus Project Update 3.0」で追加。本編に登場する重装兵を思わせる風貌の騎士。武器は騎士の剣。両手剣ではないものの暗殺モーションはキャラ自体の見た目もあってなかなかにパワフル。 ダーマ・ロッサ - 魔性の女、ダーマ・ロッサは周囲にさげすまれようと気にしない。執念深く自らの欲望を満たすのみだ 女性。「Animus Project Update 3.0」で追加。紫色の服を着た貴族風のおねぇさん。武器は髪留め型のナイフのような鋭利な刃物。胸はあまりないように見えるが着痩せしてるだけ…かも知れない。 侯爵 - 普段は優雅に過ごすシャルル・デ・ラ・モットには周囲に決して見せることのない裏の姿がある 男性。「Animus Project Update 3.0」で追加。髭の濃い貴族風のオッサン。武器は剣。モーションがやや力任せだがどことなくスタイリッシュ。 MAP プライベートマッチのみ、マップを自由に選択する事が出来る。 その際に表示される説明文(順番通り) 名称 説明文 ローマ 古代のすべての神々を奉る神殿としてマルクス・アグリッパが建造したパンテオンは、ローマにそびえ立っている。聖職者たちが頻繁に行きかうこの万神殿の前は。ヨーロッパ各地の交易商が集う市場として活況を呈している。 サン・ドナート サン・ドナートはミラノ近郊に位置する平和な村である。 フィレンツェ フィレンツェの市場は街の中心部に位置し、あらゆる種類の商人や市民、旅人でにぎわっている。 ガンドルフォ城 アルバート丘陵に立つガンドルフォ城は、教皇が避暑地として利用している格式の高い城郭だ。 ヴェネツィア ヴェネツィアには6つの地区がある。サン・マルコはそのひとつで、街の中心部に位置している。 シエナ シエナはイタリア建築史の至宝の一つであり、有名な中心街と大聖堂を見ようと、世界中から人が集まってきている。 フォルリ 城砦都市フォルリのその周囲と市中に運河が流れている。ルネッサンス期、この街は悪名高いカテリーナ・スフォルツァが治めていた。教皇がようやく街に秩序を取り戻すことに成功したのは、1499年のことである。 モンテリジョーニ モンテリジョーニの街を守る砦であるヴィラ・アウディトーレは、その名が示すとおりアウディトーレ一族によって築かれた。しかし一族は後にアサシン教団を名乗り、反社会活動に手を染めた。 ローマ夕方(※ローマ-夕暮れ) 全プレイヤーの合計キル数が2500万キルを達成した報酬として、2011/01/06に追加。このMAP追加に伴うアップデートは無い。※Animus Project Update 1.0は「ローマ-夕暮れ」だが、Animus Project Update 2.0以降では「ローマ夕方」に名称が変更されている。説明文はローマと同じ。 サン・ドナート夜 Twitterで「Bring on the NIGHT!」というツイート数が2012に到達した報酬として、2011/05/17に追加。このMAP追加に伴うアップデートは無い。PCとXbox先行、PSN障害のためPS3は後日。説明文はサン・ドナートと同じ。 フィレンツェ夜 アサシンネーションにて合計133,700キル達成した報酬として、2011/04/28に追加。このMAP追加に伴うアップデートは無い。説明文はフィレンツェと同じ。 ヴェネツィア夜 FacebookのAssasinNetworkにて100万ファン突破した報酬として、2011/02/15に追加。このMAP追加に伴うアップデートは無い。説明文はヴェネツィアと同じ。 アルハンブラ 「Animus Project Update 3.0」 (2011/03/15~17配信開始)で追加。14世紀にグラナダのムーア人によって築かれた。城砦としての性格を兼ね備えた壮麗な複合宮殿。その複雑な形と庭園の素晴らしさは、全世界に知られている。 アルハンブラ夜 ピエンツァ 「Animus Project Update 2.0」 (2011/01/18~19配信開始)で追加。教皇がローマの喧騒を逃れる場として築かれたピエンツァは、ルネッサンスの理想を体現した都市である。 ピエンツァ夜 モンサンミシェル 「Animus Project Update 1.0」 (2010/12/14配信開始)で追加。フランス、ノルマンディー地方に浮かぶ、潮の干満の差が激しいことで知られる荒涼とした小島に築かれた修道院。ロマネスク様式のこの修道院が築かれたのは、11世紀のことである。※ 時間がなかったのかは不明だが、市民の声は日本語化されていない。 モンサンミシェル夜 ダウンロードコンテンツ(DLC) 「Animus Project Update 1.0」 (無料:2010/12/14配信開始) 追加モード アライアンスADV 追加マップ モン・サンミシェル モン・サンミシェル夜 モード 参加人数 制限時間 内容 アライアンス ADV(アドバンス) 6人(2人×3チーム)※プライベートマッチは3人から 4分(2ラウンド) 基本ルールは「アライアンス」と同じですが、アライアンスと比べて以下の点の違いがあり、全体的に防御側が有利になっている上級者向けのバージョンです。・「コンパス」の精度が悪く高低差が表示されません。・「感知メーター」の回復スピードが遅くなっています。・同じ姿のキャラクターが固まって歩いている。 「Animus Project Update 2.0」 (無料 PS3版 2011/01/18配信開始 / XBOX360版 2011/01/19配信開始) 追加モード 宝箱争奪戦 ※アライアンスADV含む 追加マップ ピエンツァ ピエンツァ夜 追加ランキング テンプル騎士の階級 追加機能 ダウンロードコンテンツのON/OFF機能 DLCの選択について マルチプレイのメニューからオプション→ダウンロードコンテンツで変更を行う 注意! 両方同時に有効にする事が出来ない 1.0なら1.0同士、2.0なら2.0同士でしかマッチングする事が出来ない 各DLCの選択不可項目等 項目 Animus Project Update 未導入Animus Project Update 全OFF Animus Project Update 1.0 のみAnimus Project Update 1.0 有効 Animus Project Update 2.0 のみAnimus Project Update 2.0 有効 ※Animus Project Update 3.0 有効 選べないモード アライアンスADV宝箱争奪戦エスコートアサシネーション 宝箱争奪戦エスコートアサシネーション エスコートアサシネーション 全て選択可能 選べないマップ モン・サンミシェルモン・サンミシェル夜ピエンツァピエンツァ夜アルハンブラアルハンブラ夜 ピエンツァピエンツァ夜アルハンブラアルハンブラ夜 モン・サンミシェルモン・サンミシェル夜アルハンブラアルハンブラ夜 全て選択可能 マッチング対象 Animus Project Update 未導入Animus Project Update 全OFF Animus Project Update 1.0 のみAnimus Project Update 1.0 有効 Animus Project Update 2.0 のみAnimus Project Update 2.0 有効 ※Animus Project Update 3.0 有効 ※Animus Project Update 3.0を導入すると、1.0及び2.0が未導入の場合でも切り替え可能になるのでAnimus Project Update 3.0のみはありません。 宝箱争奪戦について 参加人数 制限時間 内容 6~8人(3~4人×2チーム)※プライベートマッチは2人から 5分(2ラウンド) 2チームに別れて、同じチームのプレイヤーと協力しながら、攻撃ラウンドと防御ラウンドをそれぞれ1回ずつ交互に行うモードです。攻撃ラウンドでは敵チームを排除することでスコアが加算されます。防御ラウンドでは宝箱を獲得することで、スコアが加算されます。 暗殺者側 ルール マンハントと同じで相手を暗殺していく。相手に点数を与えないようにする(宝箱を奪われない、反撃を受けない等) 宝箱の位置表示 味方が宝箱の近くに行くと味方全員に宝箱の位置が表示される。 宝箱付近 近くに宝箱があった場合はコンパスにジャミングがかかる。 宝箱が奪われる ジャミング範囲内に居た場合、宝箱を奪われた時点でジャミングが解除される。 逃亡者側 ルール マンハントと違い、隠れる事によるボーナスはない。宝箱を入手するか、反撃(エスケープ等)する事で点数を稼ぐ。 宝箱の位置表示 常に1~3までの宝箱が表示される。番号は特に意味がない様子 宝箱付近 白い円が表示される。この円内に留まる事で宝箱のゲージが上昇し、上限まで行くと獲得。(白い円の外に出たり、暗殺されてもゲージは減らない)待機人数が多いと、ゲージが早く貯まり、奪った際に付近に居る人数分点数にボーナスが加算される。(公式サイトのマルチプレイアドバイスより) 宝箱を奪う 宝箱には銀色と金色の2種類があり、銀色は150ポイント、金色は400ポイント。3つ獲得する度に、新たに3つずつ補充されていく。(公式サイトのマルチプレイアドバイスは銀色100ポイントになっているが、正しくは150ポイント) テンプル騎士の階級 集計対象 モード シンボルの下地 個人用モード ウォンテッド ウォンテッドADV アサシネーション 青色 チームモード マンハント 宝箱争奪戦 エスコート 灰色 協力モード アライアンス アライアンスADV 水色 全モード 全てのモードの合計 黒色 全プレイヤーの中で自分がどこらへんにいるのかをピラミッドで表示する。過去1ヶ月分のランクマッチのスコアを元に階級が決定される。(毎週月曜日更新) 項目は個人用モード、協力モード、チームモード、全モードの4種類でそれぞれ独立して階級があり、各階級は全人口からの割合(%)が決まっている ランクマッチでのみレベル表示の代わりに階級アイコンが表示される(以前は0~10) 「Animus Project Update 2.0 」か「Animus Project Update 3.0 」が導入されていれば、ダウンロードコンテンツのON/OFFは関係ない。 一度もプレイしてない場合は、項目がロックされている。 階級 名称 英名 割合 シンボル ↑高低↓ グランドマスター Grand Master 2% アブスターゴ社のロゴ マスター Master 5% アローヘッド(△)が4つ中心で十字を作り、六角形の外枠が6本 セネスチャル Seneschal 6% アローヘッドが4つ中心で十字を作り、六角形の外枠が上下左右の4本 アドバイザー Advisor 7% アローヘッドが4つ中心で十字を作り、六角形の外枠が3本 コマンダー Commander 8% アローヘッドが4つ中心で十字を作り、六角形の外枠が上下の2本 プリセプター Preceptor 10% アローヘッドが4つ中心で十字を作る ナイト Knight 12% アローヘッドが六角形の上下左右の枠に重なる ウォリアー Warrior 14% アローヘッドが六角形の枠に3つ重なる(仮) クレリック Cleric 16% アローヘッドが六角形の上下の枠に重なる ディサイプル Disciple 20% アローヘッドが六角形の下の枠に重なる 未プレイ 階級なし No rank - 六角形 テンプル騎士の階級の表示項目一覧 表示項目 備考 過去4週間の平均 現在のテンプル騎士スコアを4で割り四捨五入 現在のテンプル騎士スコア 階級と順位を決定している現在のスコア 今週のトップ3スコア 今週のセッションで獲得したポイントのベスト3 週間合計 今週のトップ3スコアの合計 次回更新時のテンプル騎士スコア 次回更新時の階級と順位がこれで決まる計算式: 「現在のテンプル騎士スコア」-「過去4週間の平均」+「週間合計」週間合計が0でも一気にランクダウンしづらい 「Animus Project Update 3.0」 (PS3版 1200円:2011/03/17配信開始 / XBOX360版 800MP:2011/03/15配信開始) 追加モード エスコート アサシネーション 追加マップ アルハンブラ アルハンブラ夜 ダウンロードコンテンツ「ダ・ヴィンチ、失踪」を購入すると選択可能になる。 ※Animus Project Update 1.0及び、Animus Project Update 2.0の内容を全て含んでいます。 エスコートについて 参加人数 制限時間 内容 6~8人(3~4人×2チーム)※プライベートマッチは2人から 4分(2ラウンド) 2チームに別れて、同じチームのプレイヤーと協力しながら、攻撃ラウンドと防御ラウンドを1回ずつ交互に行うモード。防御側は、VIPへの攻撃と、護衛への反撃でスコアを獲得し、攻撃側は、得点ポイントへ渡り歩くVIPを護衛する。 暗殺者側 ルール VIPの暗殺と、その護衛に対する反撃。 コンパス VIP2人のみが表示され、護衛は表示されない。 VIP暗殺 VIPの暗殺はいつも通りのポイントが入る。当然ながら、VIPは反撃してこない。 護衛 護衛に見付かった場合は、返り討ちに遭うので反撃する。 護衛側 ルール VIPは2人、目的地まで護衛する。目的地に到着するとポイントが入る。または、暗殺者を暗殺してポイントを稼ぐ 護衛対象 VIP2人はそれぞれポイントが独立している。倒されてしまった場合は、目的地のポイントが初期値(75ポイント)にリセットされて新たに出現。 目的地 白い円が表示される。この円内に護衛対象が入る事で、ポイントが加算される。初期値は75ポイントで、以降は+25ポイントずつ増える 暗殺者 護衛対象を狙う暗殺者を、暗殺仕返す事が出来る。暗殺で入るポイントはステルス性と関係なく100ポイント+キルストリーク。 アサシネーションについて 参加人数 制限時間 内容 6~8人※プライベートマッチは6人から 10分 全てのプレイヤーがターゲットであり、追跡者でもあるモード。方向とおおよその距離しか分からない簡易版コンパスでターゲットを探さなければならない。 ルール ロックオンをするか、ターゲットを指定する事で暗殺可能になる。ターゲット指定されて居ない状態で暗殺を行うと暗殺をかわされ、反撃→暗殺が確定するので注意。 コンパス 円のない簡易コンパス。ターゲットをロックするとその相手に限り通常のコンパスになる相手にロックオンされた(防御側になった)場合には赤く点滅する 暗殺者側 相手を先にロックした場合は自分が暗殺者になり、ターゲットをロックするとその相手に限り通常のコンパスになるまた、自動的にロックが解除された場合にはターゲットがその相手のままになり、常時コンパスが表示されるが他のPCに対する簡易コンパスは表示されなくなる。この状態は△又はYボタンで解除可能。ロックし返された場合はサイレントゲージが下がり相手に赤矢印が表示される。 逃亡者側 相手に先にロックされた場合は逃亡者側になり、コンパス及びPCが赤く点滅する。この状態で相手をロック出来れば相手のサイレントゲージを下げる事が出来る上に反撃が成功した場合は、再度ロックし直す事で暗殺を仕掛ける事が出来る。その他に、ロック自動解除されてまだ自分がターゲットされている場合も左上で確認可能になる。 ペナルティ ターゲットを指定(ロックオン)した後、ターゲットを見失った(強制解除された場合)時や暗殺された際にターゲット以外のPCに暗殺を仕掛けると発生メッセージと共に、相手は暗殺を避ける。再度仕掛ける事は可能だが、逆に暗殺される場合も多い。特にロックオンした状態から別の相手にロックオンを切り替える際、ロックオン完了するまでは切り替え前のキャラがターゲットでロックオンが外れた状態なので発生しやすい
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部位 名称(攻撃速度) 補正値 特殊能力 備考 武器 シャムロック(A) ATK+267 ■クリティカル率アップ■物理攻撃力アップ■DEXアップ■物理回避率アップ PTにダークオーラ持ちがいれば、回転速度と相まって一気にアタッカーになれる。ただし、TPの消費もマッハなのでアイテム系スキルでカバーしよう。攻撃速度が短剣唯一の「A」なので火力が必要なくても装備したい一本。 盾 (汎用品) - (任意) 特にこれといったユニークは無いので、良補正の盾を装備しよう。 頭 白皇の仮面 DEF+128 ■最大HPアップ■物理防御力アップ■魔法防御力アップ■敵対心アップ 敵対心アップを補えるだけの耐久力がある。 胴 コンキスタドールベスト DEF+204 ■物理攻撃力アップ■DEXアップ■毎ターンTP回復■即死無効 サンダードラゴンと会えるようになった段階で是非入手しよう。安定感が段違いになる。 アクセサリ - - (任意) 戦う相手に合わせよう。優先したいのは「気絶無効」。流石のトレハンも気絶させられたら行動が回ってこないまま沈む。逆にトレハンさえ動ければ、その行動速度から状況を打開できる可能性は高い。
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テンプル騎士 ◆「地に足をつけて」 - Sequence 6 ランツは近くの屋根の上をぶらついていることが多い。見つけ出し、倒すことランツを見つける ランツを暗殺する フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:800f ターゲットは探索エリア最南端の建物の屋上にいる タカの目を使ってターゲット視認またはターゲットがこちらに気づくと逃亡する 崩れた建物が多いがロス少なくフリーランしていれば追いつき暗殺できる ◆「ビラ破り」 - Sequence 6 ビラを破り、アウグスト・オベルリンを工房からおびき出し、見つけ出して倒すボルジアの宣伝ビラを破り捨てる アウグスト・オベルリンを倒す フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:800f 最北端のビラの前には敵2人がいて、はがそうとすると攻撃してくるので倒す ターゲットは5カ所のビラをはがすと敵2人を引き連れて出現するので、アサシンブレードで倒す ◆「破門」 - Sequence 7 リストーロは教会の近くに隠れている。見つけ出し、倒すこと気づかれずにリストーロを発見する 気づかれずにリストーロ倒す フル・シンクロ条件 - リストーロをエア・アサシンで倒す 報酬:1100f ターゲットは教会の中庭に入ると出現する。内壁に掴まって降りて行き、ターゲットが現れた所でエアアサシンを使ってミッション完了。 ◆「射線」 - Sequence 6 絶好の位置から撃ってくるガスパール・デ・ラ・クロワを倒すガスパール・デ・ラ・クロワを倒す フル・シンクロ条件 - 45秒以内にアサシンブレードで標的を殺害 報酬:800f 追跡ルートは真っ直ぐ追うか迂回するか最初の閉じた門の横を登り、敵2人を避け、最後の門の右の梁を使い、その先1段乗り越える 右の桟橋→杭→桟橋→杭→ゴンドラ、少し漕いで昇降機、1段乗り越える ターゲットは最後のせまい砦内を一周してから銃をかまえて攻撃してくるので、その前に動きを見て暗殺 塀を2回越えると、その先は行き止まりになっていて、ターゲットが引き返してくるので、その時に煙幕で動きを封じてから倒すのが良い ◆「赤い手」 - Sequence 7 リア・デ・ルッソは浴場の遺跡の近くにいる。見つけ出し、倒すことリア・デ・ルッソを見つける フル・シンクロ条件 - アサシンブレードでターゲット殺害 報酬:1100f ターゲットはカラカラ浴場のトンネル入り口前にいる タカの目を使ってターゲット視認またはターゲットがこちらに気づくと逃亡する 逃亡開始時トンネルから北側(医者)の壁を上っていくので事前にルートの屋根上にいると簡単。ターゲットは常に屋根上を逃げるので普通に追いかけても倒せるが周りの敵に邪魔されやすい ◆「大物騎手」 - Sequence 6 ドナート・マンチーニはチルコ・マッシモにいる。見つけ出し、倒すことドナート・マンチーニを暗殺する エリアから離れ一般市民状態に戻る フル・シンクロ条件 - ドナート・マンチーニだけ倒す 報酬:800f ターゲットは馬に乗っていて広場に配置した部下4人の中心にいる 部下の動きを見ながら銃かボーガンで暗殺、または馬に乗って一気に近づいて馬から馬への暗殺 暗殺後は北西にあるテベル川に向かって逃げ、川を渡るといい